[過去ログ]
アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 (1002レス)
アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
288: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:33:40.84 ID:OES5hy/ya これ自体はむしろ個人的には良いと思う。今までのヴィランは、少なくとも10年代序盤のフェーズ1(どこからどこまでがどのフェーズなのか正確に覚えてないけど)までは主人公=ヒーローの可能性としてのダークサイドであり、分かりやすい「コミック的な」悪役であり、それを打ち倒すことで自らの正義の正当性を担保していた。しかし、そこには自らの正義を疑うという葛藤はなかった。今振り返ると、初期アベンジャーズはロス長官を除いて全員が全員白人であることに苦笑してしまうのだけれど、つまるところ白人であり男性であるという絶対的な正義に疑義を呈する空気というのがあまりにも希薄だった。 それから10年が経ってこの「ブラックパンサーWF」において、女性であり黒人であるシュリは当然のごとく葛藤し、あまつさえ前作で打ち倒したヴィランに近接してしまう。その意味で本作のブラックパンサーの誕生シーンは、ヒーローの誕生ではなく厳密に言えばヴィランの誕生シーンと言える。であるとすれば、これは「ヴィランはいかにしてヒーローになれるのか」という話であると同時に「ヒーローはなぜヴィランではないのか」と読み替えることもできる。 というのも、ネイモアとシュリの行動の動機というのは、前作のティ・チャラとキルモンガーのそれと相似形であり、しかもそれがあるレベルでは逆転しているからだ。 述べたように、シュリはキルモンガーと同様にリベンジをその動機としている。一方で、ネイモアは確かに好戦的でありながらもキルモンガーほどの私怨ではなく、むしろ王としての民を思う公的正義に基づく精神=アベンジが協力な動機としてあり、このアベンジ精神こそがキルモンガーとネイモアの生死を分かつ部分の一つではあるはずだ。なぜなら、最後にシュリが復讐心(=リベンジ)を捨てたのも、自分のためではない母のため=利他性にあるのだから。このシーンでラモンダだけではなくタロカン側のフエン王女までもが回想されることからもわかるように(母性のムゲン性の称揚っぽくてちょっとアレなのだけれど)、彼女にはリベンジャーではなくアベンジャーとしての兆しが生じている。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/288
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 714 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
2.845s*