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アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 (1002レス)
アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/
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275: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ 8107-BvCT [202.211.87.111]) [sage] 2022/11/12(土) 15:28:58.66 ID:zWPNNwrC0 アイアンハートは最初のスーツで戦ってほしかった・・・ あの機械感がほしい http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/275
276: 名無シネマ@上映中 (アウアウウー Sa79-bqev [106.128.50.150 [上級国民]]) [sage] 2022/11/12(土) 15:34:01.38 ID:+LFWs7pMa >>275 あのスーツ マーク2ぐらいの飛行能力しか無いんじゃないの? 武装無いよね? http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/276
277: 名無シネマ@上映中 (スッップ Sd7a-kqJk [49.98.142.241]) [sage] 2022/11/12(土) 15:48:14.26 ID:Uw32bQrpd オコエは生身アクションの方いいよなぁ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/277
278: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ 5a0f-W4Wt [27.126.82.77]) [sage] 2022/11/12(土) 15:53:33.41 ID:sXQHkGDj0 >>275 大怪我しそうで見てらんねえわ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/278
279: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ 4d9d-s69o [126.94.79.209]) [sage] 2022/11/12(土) 15:56:22.59 ID:0RhLnKNQ0 予告でアイアンハート期待したけど顔と胸あたりのデザインがダサい‥ バトルの見せ方もっと練った方がいんじゃないかな印象に残らん 装着シーンにも期待したのに http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/279
280: 名無シネマ@上映中 (ササクッテロラ Spb5-LFXU [126.182.111.240]) [sage] 2022/11/12(土) 16:01:01.35 ID:IFZKeGrGp >>196 俺もそれずっとモヤモヤしてる スタッフも知らなかったんだっけ? 闘病の末亡くなったのは悲しいけど降板しろとまでは言わないけど流石に知らせとけよと思った http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/280
281: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ fd23-QqIM [116.68.219.164]) [sage] 2022/11/12(土) 16:18:19.95 ID:kriiLOwk0 >>276 プレデター撃墜しとったぞ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/281
282: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:31:54.14 ID:OES5hy/ya ワカンダフォーエバー!!🙅🙅♀(←ちょと違う) もう最初から涙腺緩みっぱなしで。 劇中、ではなく現実に亡くなってしまったチャドウィックと重ね悲しすぎる。。 導入で国王が亡くなり、ラストにシュリがきちんと兄を送るシーンは、ファンも一緒に送ることができた感じでよかった😌 シュリちゃんは相変わらずギークでお洒落さんで可愛いのですがやはり、そうなりましたか! しかし華奢すぎて、マスクと身体のバランスが悪いので改善ポイントかなぁ。 キャットウーマンみたいで微妙かも笑 オコエのスーツはギレルモ監督映画に出てくる半魚人みたいだた😆 こんな無駄な闘いする前によーく話し合いなよ、て途中で思いましたが。ネイモアの足羽根は元に戻ったのかなぁ。 半魚人(違う)だと、モモアのアクアマンとかぶるのですが、こちらは短パン王子でした。すんげえ強いけど短パン。小さい頃から短パン。うっすうすの短パン。。。☺ 活躍するのは女性ばっかりでちょと偏りすぎました?白人は鎖に繋がれてたしwww これで最後、な気もしましたが続くのかな。 きっとこれもヒットしてーの続編を企んでるのでしょね。ニューアイテムはもっとシュリちゃんに頑張って造ってもらわないとかな。 初日鑑賞でしたが、何故かおじいおばぁ率高めで。代わる代わる途中でトイレに行くので、先に行っとけ!!と。なんか、この映画知ってるのかなと疑問に思いましたが。映画につられて胸の前で腕バッテンにしそうになってるの私だけなようでしたわっ 泣き疲れたので今日ははやく寝よっと😴 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/282
283: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:32:12.80 ID:OES5hy/ya ティチャラを失ったワカンダに新たな脅威が海から迫ってくる。守護者なき今、シュリやワカンダの民に残されたのは国を守る使命と想いを受け継ぐ心だけだった。。。 ~ Dedicated to our friend, Chadwick Boseman ~ 2年前、友達とカフェしてる時にチャドウィックの訃報を聞かされてマジでショックだったし嘘であってほしかった。。。 シリーズ2作目にしてフェーズ4最終作! ドラマやラブ&サンダーが微妙だったせいなのか、かなりの良作に感じた! 全編チャドへのリスペクトに溢れてる!開始5分で涙腺に来たの初めてかもしれん。お馴染みのマーベルロゴも最高😢 役者陣の演技力も半端なかった!特にシュリ!後半の出で立ちが物語ってるよな。 ラモンダまで亡くなるの辛かった。 マーベル版アクアマンのネイモア、めっちゃ強いww ついにハッキリとミュータントって言ったな! 上映時間とタロカン人の見た目でアバター観てるんか思たwww アイアンハートも良いキャラしてたけど、出す必然性が微妙かな?アイアンマンオマージュあってテンション上がった! サプライズ要素はヴァルとキルモンガー!またまたドラマと繋げて来やがった笑 キルモンガーは相変わらずカッコいい。 最近はVFX問題があったけど本作はかなり良かったんじゃね???アクションシーンめっちゃ迫力あった! ただ、ラストまでドラマチックではあったけどクライマックスは正直物足りなかった気がする。もっと新ブラックパンサーのアクションが観たかった。。。結末もまだ中途半端な印象。 まあでもブラックパンサーの続編を作ったこと自体に意味があると思う。役者陣の演技もあるけどお葬式のシーンはもう皆心から悲しんでたと思う。チャドも喜んでるよ😢 追悼作としては満点あげたい。 ありがとう、チャドウィックボーズマン。 新たな次元が開かれ、マルチバースの存在が明らかになったフェーズ4終幕!お疲れ様でした! 「偉大な王とは、痛みを知っている者だ」 Wakanda Forever!!! http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/283
284: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:32:33.52 ID:OES5hy/ya 金曜日とはいえ平日の昼間なのにハコがすごい埋まっててびっくらしました。まあ、予想はしていたので三日前に座席取っていたんですけどね。平日の昼間、三時間近くある、それもIMAX3Dなのに7~8割の座席は埋まってたのではないだろうか。なんだよみんな金持ちじゃん(感覚マヒ)。普通の上映型式の方もかなり入ってたので、マーベルブランドがかなり人口に膾炙したのを実感するとともに、チャドウィック・ボーズマンの件も少なからず動員に拍車をかけているのではないかと思う。自分は割とその口で、わざわざIMAX3Dの初回を観に行ったのはなんとなくチャドウィックの顔が浮かんだからというのはある。なんなら泣きに行っていたといっても過言ではない。じゃあ「21ブリッジ」観に行けよ(未観賞)という話なのですが、だからこそ「MARVEL」というブランドの力を実感しているわけでもあるのですね。 キャラクターと役者の紐づけに関しては「スパイダーマンNWH」や「ドクターストレンジMVoM」の方でも少し触れたのですが、キャラクターの強度を補強する装置としての役者の身体ガーとか、役者の「死」によってキャラクターと役者が同一化されることでもたらされるエモーションうんぬんかんぬん……ということは考えたりもしたけれど、基本的にはそういう面倒な屁理屈をこねくり回さずストレートに楽しんでいた。このランニングタイムでしかもお眠の状態で観て退屈せず見続けられたので。情動で引っ張られているという部分は大いにあると思うのだけれど。 ま、観客云々は「すずめの戸締り」に圧迫されて上映回数絞られてるから一回に集中しているというのが主な理由だと思いますが。 で、本題。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/284
285: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:32:46.56 ID:OES5hy/ya 元々チャドウィック続投で進めていた(はず)のパート2で、そもそも彼を出演させることができない状況でどんな形でお出しされるのか、というのは誰しも気になるところだったと思うのですが、話の展開としてはハッキリと無難であると言えましょう。「スターウォーズ」におけるキャリー・フィッシャーや「ワイルドスピード」におけるポール・ウォーカーのように撮影の途中で亡くなったわけでもないのでフッテージを使うというわけにもいかない中でできるだけのことはやったと思うし、ティ・チャラ=チャドウィックという前提を共有している観客からすれば冒頭の祭儀からのおなじみマーベルロゴ(の特殊Verは、まあスタン・リーのこともあったので予想はできてましたが、なんならここで泣く準備もできてましたが、かなりしっとりとしていて思った以上に涙腺ゆるゆるに)の演出で泣かずにいられようか。 ここで力技で観客を説き伏せて映画を進めていくわけですが、「ブラックパンサーWF」は最後まで弔い映画として存在を主張し続ける(それによってちょっとした違和感も生じるのだが)。 画面がほぼ暗い色調で占められているのも、本作がラストに至ってようやくシュリ(を通して観客)が喪に服すことができるからではないか。 もちろん舞台が海底世界であるからというのもあるが、前作のセルフオマージュのカーチェイスシーン前後の夜の風景にしても色調が抑えられていることを考えると(だってIMAXでも暗いと感じるくらいでしたよ)、どうしてもそう思わずにはいられない。画面が明確に明るいシーンで繰り広げられることといえば、タロカンによるワカンダ侵攻シーンですからね。どうしたって画面から受ける印象は暗いものになりがちで、終盤にいたるまですっきりするシーンがない。 今までさんざんDCは暗いと言われてましたけど、「アクアマン」と比べたらむしろこっちの方がめちゃくちゃ暗いですからね。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/285
286: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:33:02.63 ID:OES5hy/ya ちなみにすっきりしないというのは、アイアンハートのDIYシーンも含めてのことである。というか、あのDIYシーン……もといアイアンハートシーンは丸々削っても話の整合性をつけようと思えば付けられるし、あのキャラのせいでランニングタイム伸びてないかというのもあるので、正直今作に限って言えばアイアンハートはいらない。「シビル・ウォー」におけるスパイダーマンに近いものがあるとはいえ、あっちに比べればうまく落とし込んでいるけれど、やはり色々な意味で「キャラクター」が弱いと言わざるをえない。 第一シビルウォー方式でニューフェイスを投入させる必要あったかな。ドラマやるならそっちで単独のオリジンやればいいでしょうに、本編の前にちょっと顔出しって平成ライダーじゃないんだから。 中途半端に「アイアンマン」オマージュシーンを盛り込むのも、そもそも原作を知っている人じゃないとそんなことされたってMCUでは(今のところ)トニーとのつながりはないんだし意味不明では。8月に邦訳コミック出てるようですが、そもそも邦訳コミック買うような層はそういう前提知っているうえで買うのだろうし。しかし「アイアンマン」オマージュが分かるという時点でアイアンハートの原作設定を知っているのだろうから、という製作の思惑にまんまと乗せられている気もする。 にしても、というのは否めない。空中戦もミッドナイト・エンジェルズいるから戦闘における必要性もそこまで感じないし。ていうか彼女らも最初から前線に配置させておけばいいのに。戦力の逐次投入は愚策ですよ。 デザインは嫌いじゃないんだけど、こと「ブラックパンサー」においてはノイズとまでは言わないまでももやもやするものが残る。 閑話休題 本作は弔い映画としての主張があまりにも強すぎるがゆえに、ぶっちゃけ観ている間はあまり意識していなかったのだけれど、弔い映画ということの他にもう一つ、マイノリティ側のリベンジ(はアベンジ足り得るか)の正当性を巡るものがこの映画にはあるという気がしてきた。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/286
287: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:33:25.51 ID:OES5hy/ya 現実空間ではないとはいえ、重要な局面でキルモンガーが登場することから――ていうかネイモアの目的や行動の動機の段階で明らかですが――本作が一作目のラストがもたらした結果のバッドルートの一端であり、なおかつ前作のテーマの反復であることは明らか。 ただ絶妙に位相が違うというかひねりが加えられているのが、前作が「マイノリティの中におけるマイノリティの葛藤」の話だったのに対し、本作は「あるマイノリティと別のマイノリティの葛藤」の話であるということ。縦ではなく横の葛藤なのですよね。 それゆえに、前作よりもある種フラットな語り口になっているとはいえる。前作は、まあ、はっきり言って先代ワカンダ王たちがクソだった上に(MCU恒例のクソおやじシリーズ)、白人への復讐という正義を持ち、またジョーダン・B・ピールの演技もあってキルモンガー側にかなり感情移入してしまう(なにせティ・チャラですら非を認めるわけで)構造になっていて、キルモンガーを殺してしまうには惜しいヴィランだと思った人も少なくないはず。 しかし今回は同じく被侵略側でありながら異なる文化であり、同じくヴィヴラニウムを持つ国という設定であることから、立場は拮抗しており、ある意味でどちらにも正当性がある戦いなのでせう。 本作のヴィランと前作のヴィランはダブルでありながら絶妙にずらされており、そこにティ・チャラに代わってブラックパンサーとなるシュリが「前作の」ヴィランに近接するという構造になっている。要するに主人公が闇落ち一歩手前であり、彼女がブラックパンサーになる契機というのもその復讐心からくるものなのである。前述したくらいものが残る・すっきりしないというのは、このような物語展開も含めてのことだ。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/287
288: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:33:40.84 ID:OES5hy/ya これ自体はむしろ個人的には良いと思う。今までのヴィランは、少なくとも10年代序盤のフェーズ1(どこからどこまでがどのフェーズなのか正確に覚えてないけど)までは主人公=ヒーローの可能性としてのダークサイドであり、分かりやすい「コミック的な」悪役であり、それを打ち倒すことで自らの正義の正当性を担保していた。しかし、そこには自らの正義を疑うという葛藤はなかった。今振り返ると、初期アベンジャーズはロス長官を除いて全員が全員白人であることに苦笑してしまうのだけれど、つまるところ白人であり男性であるという絶対的な正義に疑義を呈する空気というのがあまりにも希薄だった。 それから10年が経ってこの「ブラックパンサーWF」において、女性であり黒人であるシュリは当然のごとく葛藤し、あまつさえ前作で打ち倒したヴィランに近接してしまう。その意味で本作のブラックパンサーの誕生シーンは、ヒーローの誕生ではなく厳密に言えばヴィランの誕生シーンと言える。であるとすれば、これは「ヴィランはいかにしてヒーローになれるのか」という話であると同時に「ヒーローはなぜヴィランではないのか」と読み替えることもできる。 というのも、ネイモアとシュリの行動の動機というのは、前作のティ・チャラとキルモンガーのそれと相似形であり、しかもそれがあるレベルでは逆転しているからだ。 述べたように、シュリはキルモンガーと同様にリベンジをその動機としている。一方で、ネイモアは確かに好戦的でありながらもキルモンガーほどの私怨ではなく、むしろ王としての民を思う公的正義に基づく精神=アベンジが協力な動機としてあり、このアベンジ精神こそがキルモンガーとネイモアの生死を分かつ部分の一つではあるはずだ。なぜなら、最後にシュリが復讐心(=リベンジ)を捨てたのも、自分のためではない母のため=利他性にあるのだから。このシーンでラモンダだけではなくタロカン側のフエン王女までもが回想されることからもわかるように(母性のムゲン性の称揚っぽくてちょっとアレなのだけれど)、彼女にはリベンジャーではなくアベンジャーとしての兆しが生じている。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/288
289: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:36:59.08 ID:OES5hy/ya だからこそ葛藤が必要だったのだろう。己への疑いなき正義=アベンジでは、10年前のそれに退行してしまう。葛藤し、不断に自らの正義を顧みなければアベンジャーたりえない。それが「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」が示した、現在地点の正義の語り口なのではなかろうか。 「どっちも悪」だとか「勝った方が正義」だとか、それっぽい言葉に踊らされるだけで思考放棄してるシニシストになってはならない。 そんなわけで概ね満足してはいるのだけれど、ちょっと気になるところも。 もはや宇宙規模での脅威はMCU世界では共通認識としてあるはずなので、地球上の種族での争いが描かれると大局的に観れば「お前らまた内輪もめやってんのか…」というしょうもなさが。まあそういう愚かしさというのはある意味リアルではあるのだろうけれど。 それと最後の最後にちょっとズレが生じるんですよね、映画と現実に。というのも、シュリは最後のシーンで「ブラックパンサー」のティ・チャラ=チャドウィックとのかけ合いのシーンを追想するのですよ。それ自体は良い。泣きましたよ、ええ。 しかし、である。「ワカンダフォーエバー」劇中においては、死んだのはティ・チャラだけでなく彼女の母親のラモンダもそうだったはずだ(もちろん役者であるアンジェラ・バセットは存命)。であるならば、ティ・チャラだけでなく彼女もいっしょに思い出さないと、チャドウィック・ボーズマン追悼映画としては満点でも「ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー」としてはなんだかバランスが悪い気がする。いや、一応はご先祖空間で対面してはいるけれど。ちょっとだけ。 てなことを書くとまた役者とキャラクターの問題が浮上してくるのでこの辺で切り上げますが。 ちょいちょい背景の合成浮いてるのとかはもはやご愛敬ということでそこまで気になりませんし、「これ誰だっけ?」とか「なにそれ知らん…」という風になったりしない親切設計なのと、チャドウィック映画だからなのか今後の方針なのかわからないけれどポストエンドロールもなくしんみりとかつ本編以外のことを余計に気にしないでいいので、MCU映画としては久々にバースを気にしないで「ブラックパンサー」のことだけに集中できました。少なくとも本編だけを観れば。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/289
290: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:37:20.77 ID:OES5hy/ya 制圧から共存へ。 MCUシリーズ第四段は勧善懲悪ではなす、お互いに譲れないもの譲るものを持ちつつ共存して、緊張関係を維持していく解決策をとる場面が多いように感じた。ソーラブアンドサンダーのように倒すことはあっても相手を許すというか。それはポストトゥルースな世の中で、お互いの価値観を出来るだけ尊重しないと問題が問題であり続けるからだろうと感じた。 映画の演出によった話をすると、今回陸海空全てを縦横無尽に使ったアクションシーンが良かった。これまであんまりなかったのでは?(異世界行ったりとかはあったけど、同じ地平で、というのはあまりなかった印象) あと、車に槍ブッ刺して後ろの車を吹っ飛ばすのも新しいカーアクションでよかった(カーチェイス、カーアクションは多用されるが故にどれだけ新しい切り口をみせれるかが肝なので、毎回注目してる) あと、ブラックパンサーといえば衣装!色が象徴することがすごい多いと思ってて、それを見てるだけでも楽しい。喪に服するのに葬式は白だったりするのも意味がありそう。オシャレパンサーのシュリの私服も毎回いけてて最高だった。個人的には白のアスレパーカーみたいなのがすき。後ラストシーンのシンプルな装いも、彼女の一番素に近い姿を暗示しているようで良かった。 そしてなにより、チャドウィック•ボーズマンに感謝の意を表したい。ここまで本人もヒーローも愛されることは、なかなかないんじゃないだろうか。彼の存在はいろんな人に希望を与えたと思う。まだまだ解決していない問題は多いけど、ブラックパンサーが世界に与えた影響は大きいと思う。本当にありがとう。 ワカンダフォーエバー! http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/290
291: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:37:35.61 ID:OES5hy/ya チャドウィック・ポーズマンに哀悼の意を捧げると共に、そこから先に進める為の映画。 その前提がある為、エンターテインメントとしての要素がどうしても犠牲になり、今までのMCU映画然とした展開を期待すると、肩透かしを食らう。 道筋ができたということでは納得なんだけど、マーベルスタジオが用意したストーリーなんだから、ありがたく観ろという、何だか手前味噌な製作側に偏った雰囲気も感じた。 1つの映画作品としてみると、自分は物足りなかった。 贅沢を承知で、マーベルスタジオさん、初期の頃の面白い映画を作ってー! 1夜明けで追記: 改めて数々のシーンを思い浮かべててみた。 最後にティ・チャラの息子がナキアに連れられて出てきたシーン。本当にチャドウィック・ボーズマンの生まれ変わりの様で、ほっこりとしながらも、なんだか神秘的だった。 でも、チャドウィック・ボーズマン並びに、ティ・チャラは本当にこの世にはおらず、死者の国にいるので、この子は新たなオリジンを築くんだろう。 今までのMCUシリーズ作品を追いかけて、更に、役者のリアル状況も知った上で鑑賞する。こうした映画作品スタイルも確立されたんだなぁ。スコア0.5追加。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/291
292: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:37:54.71 ID:OES5hy/ya 序盤から泣かせにくる…! 暗い話になることは覚悟してましたがやっぱり暗いし、やっぱり泣いた 途中からシビル・ウォーを見ているような感覚に陥り「もうやめて!!戦わないで!!話し合おうよ!!」って叫びたくなりました… 本当に、本当にシュリが闇堕ち?しなくて良かった… 前作からそうですが映像美が更に良くなりましたね〜〜〜!(勿論海のシーンが多くなったからってのもありますが)安定にBGMも天才的 カーアクションシーンの曲は絶対今後も聴くなと心で頷いちゃいました MCUはどんどん歴代のキャラたちを引退させていきますね それも容赦なく 流石にラモンダが亡くなった時は「うそ、、?」って小さく呟きかけました エムバクが言うようにシュリは子供にしては失ったものが多すぎますよ…あまりにも非情… 途中長いなーーーとも思いましたがかつてのブラックパンサーへの想いがかなり良く感じ取れたので大満足です ネイモアも今後出てくるのでしょうか?普通に能力がチート過ぎるので、是非とも出てきて欲しいなと個人的に思っております そしてそしてそして…!! キルモンガー!!!!出てきやがりましたね!?!?一番前のめりになりましたよ!!シュリがブラックパンサーになる事が分かっていたので出てくることはもうないと思い込んでましたが、そういう出し方をするかMCU!!最高だよ!!状態 大興奮 ヴァルが出てきたことも嬉しく、ロスとの関係性にはびっくり 今後Thunderboltでヴァル率いるアンチヒーロー軍団メインのお話があるらしいのでそこでまたロスには出てきて欲しいです ロスは本当に良いおじさん…大好きです… http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/292
293: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:38:21.37 ID:OES5hy/ya 鑑賞中に腑に落ちなかった ・ナキアの襲撃が戦争の火種となったのに責められない。 ・オコエを責めるラモンダ ・新たな王となったのに自由奔放なシュリ 意外にも鑑賞後にこれらに納得出来たのはキルモンガーの『ティ・チャラは気高すぎた』という台詞のおかげだった。 ティ・チャラ=チャドウィックは勿論、偉大で誰よりも優しく、強かったが弱い一面、完璧でない一面をもう少し見せてもよかったはずだ。 もう少し俺達、私達を頼ってくれよ…と。 そうすれば今とは違う結果になったのかもしれない。 実は鑑賞前からプロパガンダのように偉大な指導者を神のように描き、彼の意志を継ぐ者達を同じような完璧な存在として描く事に対して懸念をしていた。 例えば、キング牧師を神聖化する一方、女性問題や宗教で禁じられた喫煙などで批判を呼ぶ見方もあるのだが世間はそれを表に出さない。 しかし、ティ・チャラを含めた誰もが完全な存在ではなく、いつ壊れてもおかしくない繊細な人間であり、また、良かれと思った事が他の誰かには良くない場合もある。 昔のヒーロー映画のように単純な善悪の物差しで測れないのがMCUのリアリティ・ラインを高める理由の一つであろう。 一人一人は完璧でなくてもみんなで協力して乗り越えていく。 家族として国家として。 その意味のワカンダフォーエバーなのではないだろうか。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/293
294: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.82.81]) [sage] 2022/11/12(土) 16:38:59.40 ID:OES5hy/ya 2D字幕にて、朝イチで見てきました。 結論から言うと、可もなく不可もなく、MCUで最も心が波うたない作品でした。チャドウィック・ボーズマンに思い入れがない訳ではないのでそれこそMarvel Studioのロゴが出た時はウルっときましたが ヴィブラニウムを探知する機械を作ったことがそんなにすごいのか、それ1台で戦争を始めるほどのことなのか、打開策は開発科学者を殺す事しかなかったのか、疑問が残るまま展開する。どんどんわからなくなっていく。 物語の悲劇に必然性がなくてなんかなぁ…それぞれが、特にシュリが、最終的にどうしたいのか、どうなったらゴールなのかが分からないまま話が進むから、何か起こるたびに「あ、そうするんだ」と1歩遅れて理解するからイマイチ乗れない。 つか気高いティ・チャラの後を継いだ王家、落ち着きがなさすぎる。 とにかくこの期に及んでお手本のような「復讐は何も生まない」を学ぶ未熟ヒーローの物語。ティ・チャラは父の、シュリは母の復讐に燃えて悟って辞めた訳だけどさ もういいて!他の何かを学んで成長させようよ!全く同じ展開今年NWHで見たよ! ともかく、ギリギリまでネイモアとシュリのどっちが悪だか分からんままモヤモヤしちゃったので乗れませんでした。 オコエお前反省してんのか! 良かったところもたくさんありました。やっぱりメカメカしいスーツはロマンがありますね。アイアンハート、デザイン微妙だけど今後の活躍に期待。MITでのやり取りも数少ないユーモアシーンで良かった。 ネイモアの空中移動、歩いたり走ったりするみたいな移動をするから見ていて気持ちいい。ロス捜査官はいい抜け感だったけど、必然性が感じられなかったな。 ラモンダ女王を演じたアンジェラ・バセット、ほんとすげ。彼女の熱量と演技力で4割保ってます。 キルモンガーの登場もいい!シュリがその時どんな感情なのかがキルモンガーが現れた事で観客にもハッキリと分かる演出ですね。痺れた〜でもここでラストまでの展開読めちゃったよね。 音楽。静寂とのバランスも抜群でした。最近、映画は音楽で彩られている事を実感する作品が多いです。情に訴えてくる曲が多かったように思えます。 総合的に見て、まあやっぱり起伏が小さく見せ場での撮り方がイマイチなので…もっとできたんじゃないかなぁ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/294
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