【銑次】獅子の時代【死なず】 (37レス)
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1: 52回獅子は死なず 2014/12/02(火)01:52 ID:WgZjcVR9c(1/2) AAS
昭和55年NHK大河ドラマ「獅子の時代」について語るスレ。
2: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/02(火)01:56 ID:WgZjcVR9c(2/2) AAS
謹んで菅原文太さんのご冥福をお祈りいたします。
3: 2014/12/02(火)10:19 ID:KRZ2Hbizd(1/2) AAS
前スレ文太あにいの死と共に終わるとは・・・
残念ではあったがこれからもこのスレ続けて行きましょう!
4: 2014/12/02(火)10:21 ID:KRZ2Hbizd(2/2) AAS
NHKアサイチ文太あにい関連のニュースで解説員の柳澤さんが
獅子の時代の話をしていた。彼も会津出身ということもあるが
5: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/03(水)23:28 ID:5PhAlkRMM(1/3) AAS
A1 佐渡・実景
ヘリによる空撮。
佐渡民謡など聴こえて。
N「佐渡。江戸時代から金山の島として知られ、明治に入ってからは、
工部省、次いで明治22年より宮内省がその金山を管轄していた。
物語は、明治17年の秩父事件より5年の歳月をとばし、
ここ佐渡に舞台を移すことになる」
テーマ曲のイントロ入る。
メインタイトル。
第52回「獅子は死なず」
省1
6: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/03(水)23:31 ID:5PhAlkRMM(2/3) AAS
1 波濤
2 海を行く客船(空撮)
明るい音楽入ってー。
3 客船・デッキ
様々な国籍の男女乗客が行き交う中を、
洋装の平沼保子が歩いているのが見える。
保子「(立ち止まり、懐かしそうに海を見る。アップで)」
N「明治23年春。凌雲に支えられ、パリの医学校に留学していた保子は、
一年間の留学期間を終え、日本への船旅にあった」
4 桜島(空撮)
省3
7: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/03(水)23:32 ID:5PhAlkRMM(3/3) AAS
6 刈谷家・門
先のシーンから直結で、保子、門前に立っている。
「刈谷」の表札。
それを見上げている保子。
門の内側に人影―千代である。
千代「(気づいて、こちらを見る)」
保子「千代おばさま!」
千代「(驚いて)保子?保子なの!」
保子「ハイ!パリィから、今、帰りやした」
千代「まあ、見違えて(しげしげと見て)」
省2
8: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)20:48 ID:pPZMdXm7m(1/20) AAS
7 同・座敷
庭に面した座敷に、千代と保子が座っている。
庭で遊んでいる7歳くらいの友輔。
保子「(庭の友輔を見ていて)坊やも大きくなって」
千代「あれから、お義母様も亡くなられて」
仏壇の位牌。
保子「そうでしたか」
千代「銑次兄様がよう言うておられたパリィに保子が行くなんて・・・・
この鹿児島からもアメリカへ出稼ぎに行く人がいて。
4年ほど前にも、加治木の天羽さんのところの乙七さんが、
省11
9: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)20:52 ID:pPZMdXm7m(2/20) AAS
9 明治憲法発布の錦絵
N「大日本帝国憲法が発布された明治22年は、
凶作を発端とした経済恐慌に苦しめられた年だった」
10 経済恐慌の風刺画
N「企業の経営計画は破綻が相次ぎ、
その煽りで株価は下落、凶作を背景に米の価格は高騰し、
庶民の生活は窮乏を極めていた」
11 東京の街頭
スーパー「東京」
人通りが殆ど無い街を洋装の保子が歩いている。
省2
10: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)20:57 ID:pPZMdXm7m(3/20) AAS
12 凌雲の医院・診療室
凌雲、男児を診察している。
凌雲「(助手へ)よし、頓服を出してやれ(と後ろへ向きなおすと)」
保子「(入り口に立っている)」
凌雲「保子」
保子「ただいま戻って参りやした」
凌雲「そうか(と話しかけようとすると)」
助手「次の患者をお願いします」
凌雲「お、おお、保子、話は後だ(と笑顔だが、すぐに診療にかかる)」
保子「(忙しそうな凌雲を笑顔で見ている)」
省16
11: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:08 ID:pPZMdXm7m(4/20) AAS
14 上野公園
和服姿の保子と玲が歩いている。
保子「驚きました。母上が東京にいらっしゃるなんて」
玲「小樽の大黒屋さんが余一のリンゴ扱ってくれていてね。
その大黒屋さんの東京支店でお世話になってるの」
保子「そうでしたか。だげんじょ、金子様がお亡くなりになられてたとは」
玲「最後まで保子のことを気にかけていてね」
保子「大黒屋の菊子さんはお元気で?」
玲「あいも変わらず、店を切り盛りされておられるわ。
今日は、これから菊子さんの弟さんに会いに行くの」
省15
12: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:13 ID:pPZMdXm7m(5/20) AAS
17 同・喫茶室
信吾、玲、保子、同じテーブルに着き、カフェを飲んでいる。
長く談笑していたイメージで。
保子「そうでしたか。そんなにも余市のリンゴを」
信吾「余市のリンゴに品質は高かです」
玲「植村様は品種改良でいろいろとご助言下されて」
信吾「保子さんは余市で医者になられるとで?」
保子「いえ、まだ余市で一人で開業できるほどではないので。
凌雲先生の紹介で佐渡へ医術の手伝いに行ってきます」
信吾「佐渡へ?(と顔を曇らせる)」
省14
13: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:19 ID:pPZMdXm7m(6/20) AAS
18 富山の街(夜)
民衆が険しい表情で歩いている
N「最初の米騒動は、この年の1月、富山で起き、
その後、鳥取・高岡・会津に飛び火し」
19 佐渡・相川港
はしけから保子が降りてくる。
N「保子が佐渡に着いた6月には、新潟県柏崎、
そして佐渡そのものが不穏な空気に包まれていたのである」
20 佐渡夷町(夜)
N「6月28日午後8時。佐渡における最初の暴動は、
省22
14: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:27 ID:pPZMdXm7m(7/20) AAS
22 相川の医院・診療室
白衣姿の保子が負傷した男を手当てしている。
声「先生、ケガ人を頼みます」
保子「(忙しく手当てしていて)今、この人で手一杯だから」
と背後を見る。
ケガ人を脇に抱えた銑次がいる。
保子「銑次おじさま」
銑次「保子・・・・か?」
23 相川の海岸
保子が走ってくる。
省6
15: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:33 ID:pPZMdXm7m(8/20) AAS
24 砂浜
海へ向かって座っている銑次と保子。
銑次「最後はもうダメかと思ったが、旗を捨てて、何とか切り抜けた」
25 回想・軍隊と戦う銑次
26 回想・泥にまみれた「自由自治元年」の旗。
保子の声「その旗を鉱造おじさまが拾われて」
27 砂浜
銑次「そうか。鉱造が拾ってくれたか」
保子「あれからどのように(過ごされたのですか?)」
銑次「上州から信州へと流れて、飯田で三年隠れて、佐渡へは去年来た」
省16
16: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:42 ID:pPZMdXm7m(9/20) AAS
29 砂浜
銑次「どうだった?パリィは?」
保子「銑次おじさまが行ってらしたときと同じく万国博覧会をやってました」
銑次「おおっ、万博か」
保子「万国博覧会のためにエッフェル塔というのが建てられまして」
パリを思わせる音楽入ってー。
30エッフェル塔・実景
保子の声「そのエッフェル塔に昇ったんです」
31 同・エレベーター
洋装の保子が乗っている。
省13
17: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:47 ID:pPZMdXm7m(10/20) AAS
33 善知鳥神社・境内
若者たちが酒を飲んでいる。
N「翌29日は、相川の総鎮守・善知鳥神社の祭りの日であり、
相川の町には、多くの若者が街に出て、祭り酒に酔っていた」
若者たちにまじって、銑次の姿が見える。
壮太が来て、なにごとか銑次と話して、
再び若者たちの方へ歩いていき、またなにごとかを話す。
N「そこへ誰からか、前日の佐渡夷町での米騒動の話が伝わり、
それはまたたくまに熱を帯びて若者の間に広がり」
酒を飲んでいた若者が、次々と立ち上がる。
省29
18: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)21:56 ID:pPZMdXm7m(11/20) AAS
37 中山峠(夜)
老若男女数十名が峠道を歩いていく。
みんな、手ぬぐいでほおかむりし、手に手にナタやカマ、
棍棒・竹やりなどを持っている。
N「日付が変わって6月30日。相川を占拠した民衆は、中山峠を越え、
国仲地方へ向かった。民衆はいくつかの組に分かれ、
20人くらいの組もあれば、十人程度の組、こどもたちの組もあれば、
女だけというのもあったという」
38 沢根町(朝)
その風景。
省28
19: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)22:04 ID:pPZMdXm7m(12/20) AAS
41 川原田役場
その前の民衆。
N「川原田の役場に達したときの民衆は一万人を越えていたという」
銑次「ここを落とせば、佐渡はおれたちの物だ」
壮太「役場から役人・警官を追い出そう」
気勢を上げる民衆。
その民衆の背後で様子をうかがっていた寺尾川原田警察分署長、
部下三人とともにサーベルを抜く。
寺尾「突撃!」
とサーベルをかざして、民衆の間を駆け抜け、銑次へ向かう。
省15
20: 52回獅子は死なず ◆HJJCtB053E 2014/12/04(木)22:09 ID:pPZMdXm7m(13/20) AAS
43 植田五之八の屋敷・玄関
当主・植田五之八が立つ式台の前に、銑次たちが勢揃いしている。
銑次「自分は世直しのために立ち上がった庶民70名余りの
頭取・金子弥太郎というものだ。
本当はこの家を叩き壊す予定だったが、おれの力で許してやる。
代わりに昼飯と酒肴を要求する」
44 同・広間
民衆たち、握り飯を食いながら酒盛りをしている。
広間の前の庭で炊き出しする女性たち。
銑次と壮太も向き合って酒を飲んでいる。
省39
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