[過去ﾛｸﾞ] 不幸だとは思わないけど心休まる日はない。 (21ﾚｽ)
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2: 2018/08/20(月)14:37 ID:xz+hYYGQr(2/10) AAS
続き。メモまとめてないから遅いです、すみません。
延々に続く金の無心と暴力に疲れた祖父母が、ある時夜中に突然電話かけてきた。
「もう耐えられない。今から自分たちは家を出てくから母(父の祖母、この時既に半寝たきり)の面倒を見ろ。嫁子さんと子供らには悪いと思うけど自分が選んだ相手、親という事で自分たちが探されないよう生贄になってくれ」←本当にこう言われた。
そっから先は行方知れず。父方親戚は事情を知りながら父と関わりたくないと疎遠だったけど、たぶんこの人たちは行き先知ってた。
とりあえず曾祖母を放置するわけにもいかず、私も丁度小学校卒業間近という事で程なくして父の実家に引っ越し。
寝たきりの曾祖母の面倒は母と私で見た。
父は介護には一切参加せずに、目に入れても痛くない程に父が大好きな曾祖母が泣いて父を呼んだ時だけ来ては笑って話してた。
そんな曾祖母が亡くなったのは高校の卒業旅行の日の朝。
曾祖母と同じ部屋で寝ていた私が騒がしさに起きたら、今まで寄り付かなかった親戚連中が揃って部屋にいてコソコソと遺産の話をしてたのは今でも忘れられない。
それと同時に葬式で喪主を務めた父が、親族挨拶で「自分の親を捨てて出て行ったあいつらを親と思う事はない。自分の子に捨てられどんなに悲しかっただろうか、一生許さない」と泣きながら言っていた事も一生忘れない。
省6
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