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640: 02/21(水)01:58 ID:autbeCbJ(8/10) AAS
日だまり効果とは、周辺の樹木の成長や建築物ができたことで風速が弱まり、 地上の平均気温が高くなることをいう(最高気温は上昇、最低気温は低下する)。 防風林などの風下のどの範囲まで風速の弱化が起き、平均地温・気温がどれだけ影響を 受けるか、各地で実験・観測を行う。
日だまり効果は長期的な気候変動を監視する際の誤差となる。そのほか、都市の 風通りの悪化で異常高温が増え、熱中症が増加する原因となる。またリモート センシングによる地表面温度の解析でも問題となる。さらに農地では、 古くから防風林により強風を防ぎ、地温・気温の低下を防ぐ工夫が行われてきた。 本報告はそれらに共通する「日だまり効果」の基礎的な研究を行う。

外部リンク[html]:www.asahi-net.or.jp

東京の皇居外苑北の丸公園に東京の新たな地上気象観測施設・露場が完成し、 2011年8月1日より試験的な運用が開始された。現露場(大手町1-3-4)における観測 と比較してみると、新露場は森林公園内にあるにもかかわらず現露場に比べて最高気温 は高めに、最低気温は低めに観測されている。これは、現露場に比べて風通しが悪く 日だまり効果によるものと考えられる。 (「K54.日だまり効果と気温:東京新露場」)。

観測所の周辺環境が変化したとき、日だまり効果によって平均気温がいくら上昇する か、観測環境の維持管理上の重要な課題である。

一方、衛星からのリモートセンシングにおいても、日中は地上風速が弱い所の地表面温度 は高温に観測される。地表面温度は、地表面の粗度、植生、アルベド、土壌の湿りなど 様々な要因で決まっており、局所的な日だまり効果による温度上昇のことも理解した上で 資料解析する必要がある。

観測地点の周辺環境は多種多様であるので、各地における日だまり効果に関する 実験・観測の資料を蓄積して、今後の参考にしていかねばならない。
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