ソウブレイズ君が便利屋になるそうです (474レス)
1-

435: 警備員[Lv.20] 2024/07/20(土) 23:29:03.11 ID:eRIZmFkY0(1/3) AAS
ライチュウ「車の走ってない狭い道を走ればいいのよ!」ギュィィイイイン!
コマタナ三郎「うわぁ!!」
現在荷台に乗せられているソウブレイズ「!?!なんだ!?」
ライチュウ「渋滞でロスした時間を取り返すわよぉお!」
436: 警備員[Lv.20] 2024/07/20(土) 23:35:26.53 ID:eRIZmFkY0(2/3) AAS
ライチュウ「いざ誰もいない田舎道目指してレッツゴー!」
コマタナ三郎「方向はあってるけどこんな運転危ないですって!」
ソウブレイズ「一体どうしたんだ!?いきなり運転が荒くなったぞ!」
ライチュウ「大丈夫!対向車や周りに誰もいない場所でしかこういう運転はしないつもりだから」
コマタナ三郎「周りに誰もいなくても事故は起きるからこんな運転ダメだって!」
437: 警備員[Lv.21] 2024/07/20(土) 23:49:00.56 ID:eRIZmFkY0(3/3) AAS
コマタナ三郎「う゛ッ!そっちは舗装されてない砂利道」
ライチュウ「ちゃんと道になってるから進める!」

ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コマタナ三郎「あ゛ヴぁ゛ヴぁ゛ヴぁ゛ヴぁ゛…… (し、車全体の振動で……全身が震え……)」ガタガタガタガタガタ
ソウブレイズ「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛…… (な、なんだこの振動、どど、どこ走ってるんだ?うげッ!気持ちわ……)」
438: 警備員[Lv.21] 2024/07/21(日) 00:05:44.75 ID:baBCN7Tq0(1/7) AAS
コマタナ三郎「あぁああ!ちょっとまってあそこに坂が!」
ライチュウ「関係ない!恐れるに足らぬ!そのまま突っ切る!!」

ボイーーーン

コマタナ三郎「うわぁ〜あ!」
ソウブレイズ「!?! 軽トラが…… 飛んだ!?」
ライチュウ「オ〜ッホッホッホ!アイキャンフラーイ!」

その後三郎とあの時の事を話したが、どう考えてもあの坂で勢いをつけて飛び出した軽トラは5秒以上空を飛んでいたよなという意見が一致した
常識的に考えてありえない滞空時間だ。あの軽トラはでんじふゆうでも覚えていたのだろうか?
439: 警備員[Lv.21] 2024/07/21(日) 07:12:52.29 ID:baBCN7Tq0(2/7) AAS
ライチュウ「おっと道間違えた」キキッ
コマタナ三郎「や、やっと止まってくれた……」ゼエゼエ
ソウブレイズ「うっ! 急ブレーキか?」

ライチュウ「バッグで元の道に戻らないと」ギュイイイイン!
コマタナ三郎「うわあああ!」
ソウブレイズ「!? え?なんだ?」

ソウブレイズ「……軽トラが、逆走してる!?」

あの時は何故か自分が乗ってる後ろ側についてるはずの荷台が前方向になって爆走している事にとてつもない恐怖を感じた
440: 警備員[Lv.21] 2024/07/21(日) 07:22:23.25 ID:baBCN7Tq0(3/7) AAS
そしてそんな地獄の軽トラドライブも無事目的地の引っ越し先に着いたことで終わりを迎えた

ライチュウ「よし!早くつけた」
コマタナ三郎「ごめん、ちょっと聞くけどちゃんと教習所で車の運転を習ったんだよね?」フラフラ〜
ライチュウ「習ったわよ。そこで無茶な運転はするなって言われた」
ソウブレイズ「ちゃんと教習所で教官と交わした約束は一生守ってくれ……」

こうして俺達はフラフラになりながらも荷物を運び仕事を終えたが、とんでもない客もいるものだと学習した
ただ、これだけで終わればまだ俺達は平和だったかもしれないが……
441: 警備員[Lv.22] 2024/07/21(日) 22:39:50.62 ID:baBCN7Tq0(4/7) AAS
皆さん初めまして。僕は清く正しく正々堂々がモットーのグレンアルマです
でも僕は仕事に関する悩みを抱えることになってしまったんだ。それは……

グレンアルマ「……もう少しで閉店するんですね」
バウッツェル「うん、君は次の就職先は決めたのかい?」
グレンアルマ「……まだです」

働いてる店の閉店により実家暮らしとはいえ路頭に迷いそうです。次の就職先どうしよう……
442: 警備員[Lv.22] 2024/07/21(日) 22:52:20.55 ID:baBCN7Tq0(5/7) AAS
そして帰り道……

グレンアルマ(ハローワーク行った方がいいのかな?それともまた別のパン屋になら就職できるかな?)
グレンアルマ(でもどうしよう?)

アカデミーから下校中の幼いポケモン達「ワーワー!」「キャーキャー!」「夕飯まだかな〜?」
グレンアルマ「みんな元気いっぱいだよなぁ……」
グレンアルマ(僕これからどうすればいいんだろう?)
443: 警備員[Lv.22] 2024/07/21(日) 23:02:04.13 ID:baBCN7Tq0(6/7) AAS
下校中のホゲータ「ねえさっきグレンアルマがいたけどさ〜」
下校中のニャオハ「それがどうしたの?」
下校中のクワッス「一体なんだい?」
下校中のホゲータ「なんかロボットの男の子が主人公の昔のアニメで足から火を出して飛んでたんだけどさ、グレンアルマもおんなじように足の裏から炎を噴出して空とか飛べないのかな〜?」
下校中のニャオハ「え〜!無理だと思うわ〜」
下校中のクワッス「ホゲータくん、アニメと現実をごっちゃにしちゃいけないよ!」

グレンアルマ「…………」
グレンアルマ(僕空を飛ぶことを子供たちから期待されてるってことなのかな?)
444: 警備員[Lv.22] 2024/07/21(日) 23:11:43.97 ID:baBCN7Tq0(7/7) AAS
グレンアルマ「…………」
グレンアルマ「シュワッチ!」ピョイン!

シ〜〜〜〜〜〜ン

グレンアルマ「……やっぱ飛べないよね」
445: 警備員[Lv.23] 2024/07/23(火) 23:35:00.65 ID:qhvNfSEr0(1/3) AAS
グレンアルマ(やっぱ次の就職先もパン屋にしようかな……?)

その次の日
グレンアルマ(まだ閉店まで時間はあるけどどうしよう?)

そのまた次の日
グレンアルマ(どうしよう、心配すぎてハッシュドポテトが2枚しか喉を通らない。 ……あれ?)
???「準備が忙しいから業務用スーパーに行く暇がなかったらしい」
???「しかしこんなにも買わなきゃならないのか、一匹のポケモンが一生使う分の焼きそばソースを買ったぞ」
???「イベントの準備なんてそういうもんだ」
???「四郎が揚げ物に使う油を背負ったりしたら一歩間違えば凄い燃え上がりそう」
???「キャンプファイヤーだ!キャンプファイヤー!カレーとマシュマロを用意しろ!」
???「俺を勝手に炎上させるな!ついでにカレーとマシュマロを焼こうとするな」

グレンアルマ「あの人たちって……」
446: 警備員[Lv.23] 2024/07/23(火) 23:42:25.11 ID:qhvNfSEr0(2/3) AAS
グレンアルマ「あの、すみません。 あ!やっぱりソウブレイズだ!」
ソウブレイズ「!!? グレンアルマ!?なんでこんな場所に?」
キリキザン隊長「知り合いか?」
グレンアルマ「はい、親戚です」
コマタナ一子「親戚?この子がか」
コマタナ三郎「え?そうなの?」
コマタナ次郎「ウソだぁ!あの四郎にこんな純真そうな顔した親戚がいるなんて何かの間違いだ!」
ソウブレイズ「それ何が言いたいんだよ……」
447: 警備員[Lv.23] 2024/07/23(火) 23:52:59.98 ID:qhvNfSEr0(3/3) AAS
グレンアルマ「あの……四郎って誰ですか?」
キリキザン隊長「このソウブレイズの仕事上での名前だ」
グレンアルマ(変な名前だなぁ……そんな名前つけられちゃったんだ、なんでそんな名前つけられちゃったんだろう?)
ソウブレイズ(あの目、ああいう妙な哀れみのこもった目で見られると少しムカつくんだが)
コマタナ一子「それは私たちのせいだ。同じ種族のポケモンが何匹もいるから種族名で呼ぶと誰が呼ばれたか分からなくなるから仕事上での名前が必要になったんだ」
グレンアルマ「そうだったんだ」
キリキザン隊長「とりあえず仕事中だ、悪いけど先を急がせてもらいます」
グレンアルマ「あ、ごめんなさい仕事中に」
448: ころころ 2024/07/26(金) 22:26:37.04 ID:kBhMiFca0(1) AAS
グレンアルマ(ソウブレイズはあんな仕事をしてたのか……)
グレンアルマ(仕事仲間にかなり振り回されてそうだけどまんざらでもなさそうだなぁ)
グレンアルマ「……僕も帰らなきゃ」
449: 警備員[Lv.23] 2024/07/27(土) 23:14:43.21 ID:AzzwTYXz0(1) AAS
〜そしてちょうど次の日のある夕方〜

お目付けキリキザン「はい、息子さんの再就職を手伝ってほしいと……」
メスのソウブレイズ「ええ、本人もかなり迷っているようで…… 本来なら自力で選ぶべきなのでしょうがどうか補佐をできないでしょうか?」
お目付けキリキザン「人生の重要な選択や就職の話となると、私達の力で簡単にどうにかできる問題ではありませんし、結果が確実に出るとは約束はできませんが、それでもいいのですね?」
メスのソウブレイズ「はい」
お目付けキリキザン「分かりました、こちらもなるべく力を尽くします」
450: 警備員[Lv.4][新芽] 2024/07/29(月) 07:07:51.45 ID:LfEyuxj30(1) AAS
〜んでもってさらに次の日〜
隊長キリキザン「今日の任務は将来何になりたいか迷っているグレンアルマの少年の再就職を手伝う」
コマタナ次郎「え〜!他人の職の話なんて俺達でどうこう出来る問題じゃないだろ!それに俺達は面接の達人でもないし教えられるような立派な物は何もないって」
コマタナ一子「今回はかなり難しそうな内容だな」
コマタナ三郎「それ下手に俺達が案内した職場とかでトラブルが起きたりしたらどうするのですか?ちょっと赤の他人の人生を左右するのは責任が重すぎるような」
ソウブレイズ「再就職の補佐とは言えど、俺達は何をすればいいのですか?」
ソウブレイズ(まさか、あいつの事じゃあるまいよな?)
451: 警備員[Lv.6][芽] 2024/07/30(火) 23:56:32.67 ID:Gicjh7Ec0(1) AAS
キリキザン隊長「依頼主の家に行ってその息子のカウンセリングをし、やる気を出させるのが第一目的だ」
ソウブレイズ(隊長に他人を思いやって前向きにさせるような芸当ができるのか?)
コマタナ次郎「隊長って赤の他人の話を聞いてあげて親身になってあげることって出来ましたっけ?」
ソウブレイズ(次郎は俺が気になってる事をためらわず言うな。まあちょっと助かるけど)
キリキザン隊長「いや得意ではないな」
ソウブレイズ(無理だと断言はしないのか……)
キリキザン隊長「そして今日は俺ではなくお目付けと一緒に依頼をやってもらう。ついでに実際に話を聞く役は二人ぐらいでいい。それ以外の者は依頼人から聞いた情報を頼りに適切な従業員を募集している職場を調べてもらう」
452: 警備員[Lv.7][芽] 2024/08/01(木) 22:48:48.07 ID:soWIoQv20(1) AAS
コマタナ三郎「二人とはお目付けさんとあとこの中から一緒に話を聞く人をもう一人選ぶという事ですか?」
キリキザン隊長「まあそうなる」
コマタナ三郎「その人に誰が選ばれるんだろう? あ、隊長も俺達と一緒に来るのですか?」
キリキザン隊長「いや、ミツハニーの一団がとある家に居座ってしまったからそいつらの説得にいく」
コマタナ次郎「蜂の撤去作業か。この時期一番狂暴だもんな」
コマタナ一子「ミツハニー達は今より寒くなってくる時期の方が花が少ないとか冬が越せないと言っていらだってる事が多い気がするが……」
453: 警備員[Lv.8][芽] 2024/08/03(土) 23:31:53.78 ID:5jcn1miJ0(1) AAS
キリキザン隊長「そろそろお目付けが来る頃だな。俺とバトンタッチだ。後はお目付けに従うように」
ソウブレイズ(どっちにしろキリキザンに従うからそこまで変わらな…… いや全然違うな)
コマタナ次郎「俺相談役に選ばれちゃうかもww」
キリキザン隊長「お前は多分無理だぞ」
コマタナ次郎「ぁぅ……」
454: 警備員[Lv.9][芽] 2024/08/05(月) 23:58:08.49 ID:vZtSYtJv0(1) AAS
お目付けキリキザン「失礼」ガチャッ
キリキザン隊長「来たか。では俺は例のミツハニー達の説得の仕事へ向かう。部下たちをよろしくお願いします」
お目付けキリキザン「はい、こちらこそよろしくお願いします」
ソウブレイズ(そういえばこの隊長じゃない方のキリキザンは普段主に何をやってるんだ?)
1-
あと 20 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.057s