[過去ログ] ドラマ・シネマのエロ台本 二冊目 (172レス)
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78: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)13:58 ID:54ZE51fH(1/6) AAS
シェリルは娼婦のように微笑み、ベッドへ近づいた。身体をくるんだタオルを、歩くに任せて下へとずり落とした。
乳房は横に広がっているが、肌の張りは保たれている。乳輪が大きくクレーターのように陥没しているのに、
中心のやや黒ずんだ乳首が、男なんかいらないわ、と言わんばかりに、そっぽを向いている。
「ねえ、見て」
戯れだ。
シェリルは拭いたばかりの髪を両手でかき乱し、脚を悩ましげにクロスさせ、胸をしゃぶれと命令するように突き出した。
襟足や横を巻き髪に、前髪は短くしている。彫の深い男顔を柔和に見せる黒のショート・レイヤーだ。
入浴により、形は多少崩れているが、それが返って、理性に縛られがちな男の欲情をそそるのだ。
「どう?」
省41
79: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)14:56 ID:54ZE51fH(2/6) AAS
「見て。いつもより……」
シェリルも分かっていた。いったんスイッチが入るととめどなく湧いてくるが、今日はその中でも特にひどい。
スープを飲み損ねた赤ん坊の口のように垂らしている。唇を合わせた瞬間に中がじゅんとして、クリがひくついたのだ。
ジェリーのせいだわ、とシェリルは思った。
自らの愛液がまとわりついた指に、シェリルは口を伸ばした。人差し指全部をぱっくり含んでべろべろ舐めた。
爪はしっかり切られているが、それでも指から引き剥がさんとする勢いで舌を押しつけ吸った。塩っからくて生臭い。
下品な味が性欲の深さを自覚させる。膣穴がさらに愛液を滴らせる。
ケニーは右手をシェリルの口に預け、今度は左手でヴァギナをさすった。
全体を包むように撫でまわすと、粘膜に付着した愛液が手の平の間で糸を引き、くちゅくちゅ音を立てた。
省46
80: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)16:10 ID:54ZE51fH(3/6) AAS
ケニーが背中に回していた腕を下ろして、余った方の人差し指で、回したままのクリトリスの先をノックした。
最近、覚えさせられた新しい刺激だ。眼を閉じて、シェリルは快楽だけ受け入れる。より深く、激しく迎えられるように集中する。
速さは変わらない。最初から最後まで好きなリズムだ。しかし、かかる力が微々たる幅で大きくなる。
もう少し――、もう少しで――。
「……えっ?」
達する寸前で刺激が止まった。波が急速に引いていく。なんで!シェリルは叫びそうになった。
恨みがましく目を開けると、いつのまにかベッドに仰向けになって寝かされていたのだった。
シェリルは唾をごくりと飲んだ。目の前に迫っている――ケニーの怒張したもの。
確認するや、大きな口をいっぱいに開いて、肉の茸を含んだ。分かっている。絶頂は、ペニスで。
省29
81: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)16:13 ID:54ZE51fH(4/6) AAS
「まだだよ」
じゅるっと音を立て、透明な糸を引いて、ペニスが引き抜かれた。
「いやっ、いやあっ」
物欲しそうな目で、シェリルは離れていくペニスを目で追い、「あっ……」と声を挙げた。
ケニーがすばやく身体を反転させたのだ。面長な顔が迫ってくる。美しいカーブの軌道を描き、唇が唇にはりついた。
ケニーは腰を弓のように後ろへ引いた。キスの勢いでそのままシェリルの頭をベッドに押しつける。唇を離して、言った。
「こっちだ」
シェリルの両の膝の裏へ手が入った。開いた脚を乱暴に持ち上げられ、膝が耳の近くで沈んだ。
あまりに性急で、粘膜にまとわりついた愛液がぴゅっと跳ねて、胸や顔に飛び散った。
省26
82: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)18:10 ID:54ZE51fH(5/6) AAS
走り去る車の音が聞こえるくらい静かだった。
窓から見える規則正しく並べられた街路樹の間、細長い電灯がひっそり立ち、先がぼんやり光っている。
お互いの愛液をティッシュで拭き取り、毛布をかぶってケニーの腕に抱かれ、
肌の暖かみがすっかり身体を満たした時、今日で振り切ろう、とシェリルは思った。
ジャクリーンに対する嫉妬や執着。いつまでも死者を弄んで浮かれるわけにもいかない。
悪趣味を通り越して、下卑た存在に堕ちてしまったことも自覚できている。しかし、それよりも、もっと――別の問題。
シェリルは顔を引き締め、もう一度自分自身に問うた。
何故、今まで一度も帰郷しなかったのだろう。帰れるチャンスはいくつもあったのに。
ジャクリーンのことにしたって、墓を掘り返すまでいかれてはないが、夢想の愉悦をより強いものにするならば、
省31
83: エロム街の悪夢(シェリル×ケニー) 2006/01/08(日)18:14 ID:54ZE51fH(6/6) AAS
シェリルはもう一度瞬きして、ふいに鏡が見たいと思った。今の自分の裸が映っていて欲しい。
以前の自分なら鏡なんか見たいとは思わなかったろうから、それだけでも、しかし、映っている姿は、どっち?もし――
シェリルはふいに泣いた。涙が溢れて止まらなくなった。ケニーは隣でもう寝入っている。
想像してしまい、あまりに恐ろしくなって泣いたのだ。
自分にまともな家族はいない。自分も含めて全員歪んでいる。それは乗り越えた。
だが、万が一、家に寄ったとき、例えば父が脳溢血でも起こして倒れたならば、一度は戻らなければしょうがない。
玄関の扉を開ける。彼女は絶対にいるだろう。中からエプロン姿の巨体を晒した怪物がやってくる。
ほら、少しは手伝ったらどうなのよ!私一人じゃ、やってけないの!睨みつけてくる。きっと、頭がおかしくなってしまう。
バカな妄想なのは分かっている。しかし何故かその不安が頭から離れない。自分が二人いる。
省20
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